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残尿感、会陰部の違和感があるケース

残尿感、会陰部の違和感、腰のはりがある慢性非細菌性前立腺炎への鍼灸治療症例

【患者プロフィール】

40才、男性 職業:会社員 国立市在住

【主訴】

ある日、会陰部の左側にピリピリとした違和感を感じるようになる。その後、残尿感があわられ、排尿し終えたと思っても30秒後に再び尿意をもよおすようになった。また、腰の張りを朝方に感じる。以上のような自覚症状のため、近所の泌尿器科を受診し尿検査を受けた。その時は抗生物質と漢方薬を処方され、数日間服用を続ける。

しかし改善傾向が見られなかったため、今度は大学病院にて尿検査、血液検査、レントゲン検査を受けた。その結果、慢性非細菌性前立腺炎の可能性ありと診断を受ける。その後も投薬などの治療1ヶ月ほど続けたがいっこうに改善されないため、あとは鍼灸治療しかないとお考えになり当院に来院された。

前立腺炎の鍼灸治療を受けるなら

【治療・経過】

この方は主に左の腎経と肝経と言う経絡の流れが悪かったため、この二つの経絡の調整を鍼灸治療で行っていった。1回目の鍼灸治療後に「身体の調子がよくなり、身体が軽くなりました」との報告を受けた。2回目の鍼灸治療後には「排尿のトラブルがほぼ気にならないレベルまでになり、腰痛もなくなった」と言うことだった。その後さらに2回ほどの鍼灸治療で完治した。

この患者さんは発症してからすぐに治療を開始したのが功を奏し、比較的早く治療効果が出たケースである。発症後数か月~数年と経過し本当に慢性的なものは結果が出るのに数か月はかかるが、治療と生活習慣の改善を根気よく続ければ完治する場合がほとんどである。



プロスタトディニア

プロスタトディニアへの鍼灸治療の症例について。


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前立腺炎に対する鍼灸治療症例。


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