頻尿、残尿感を伴うケース
頻尿、残尿感を伴うケース
夜間頻尿、残尿感、腰の鈍重感をともなうケース
【患者プロフィール】
50歳、男性 職業:公務員 品川区南品川在住
【主訴】
3ヶ月ほど前に前立腺肥大症であると病院で診断される。投薬治療を行ってきたが、いっこうに改善傾向がないため鍼灸治療を試してみようと考えた結果、来院。
初診時は夜中に2~3回トイレに行きたくなり眼が覚める、尿が勢いよく出ない、残尿感、腰が重い、下肢が凝って時々つる、などの前立腺肥大症特有の症状が見受けられる。
【治療・経過】
うつ伏せの状態で主に背中・腰・ふくらはぎに刺鍼。また、臍の下(丹田部)の力が抜けて緩んでいたので、仰向けで下肢に鍼、丹田に温灸を施す。
週1回のペースで継続して治療を行った結果、しだいに快方に向かう。今では就寝時のトイレは1回になり、残尿感も消失し気持ちよく出るようになる。多少、腰の重だるさはまだ残っているものの、下肢の凝りは消失。また、病院で計測したPSA(前立腺特異抗原)の数値も改善していると大変喜んでおられました。
プロスタトディニアへの鍼灸治療の症例について。
前立腺炎に対する鍼灸治療症例。
前立腺肥大症に対する鍼灸治療の症例。