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肛門周辺の痛み、下腹部に鈍痛があるケース

肛門周辺に痛み、下腹部の鈍痛、夜間頻尿があるケースに対する鍼灸治療症例

【患者プロフィール】

35才、男性 職業:会社員(前立腺症状が激しいため休職中) 小金井市本町在住

【主訴】

5年ほど前から前立腺肥大症の症状が出始め、1年ほど前から症状が酷くなった。その間に病院で前立腺肥大症と診断され、薬を服用して治療を行っていたがまったく改善されず、むしろ次第に症状が悪化していった。主な症状は、肛門部周辺の激しい痛み、下腹部の鈍痛感、夜間頻尿(2時間おきにトイレに行きたくなり、その時に下腹部が重苦しくなる。トイレに行ってもすぐに排尿が始らず、また排尿後の切れも悪く、残尿感がある)。また、鼻炎もあり、起床直後から鼻水が出る。仕事でイスに腰掛けていると、イスによって会陰部が圧迫され痛みが生じ、トイレに行きたくなる。腰痛もある。

前立腺肥大症の鍼灸治療を受けるなら

【治療・経過】

膀胱経と腎経と言う経絡上の筋肉に大きなコリが見受けられ、諸種の症状からも膀胱経と腎経の異常と推測されたため、この二つの経絡の流れの調整を鍼灸治療で行っていった。また、患者自身にも日常生活の中でできるセルフケアを実行して頂いた。例えば、下半身を鍛える運動、冷たいビールを控えること等。

これらの鍼灸治療とセルフケアの結果、3回目の治療で、腰の起床時の痛みがだいぶ薄らぎ、夜間頻尿もおさまってきて6時間連続で眠れるようになった。排尿後の残尿感も少なくなり、尿の切れも改善された。

約3ヶ月間、15回の治療が終わるころには、職場復帰できるまでに前立腺肥大症の症状が改善され、日常生活に支障がないほどに回復された。



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プロスタトディニアへの鍼灸治療の症例について。


前立腺炎

前立腺炎に対する鍼灸治療症例。


前立腺肥大症

前立腺肥大症に対する鍼灸治療の症例。