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尿の切れが悪い、頻尿、腰痛があるケース

尿の切れが悪い、頻尿、腰痛があるケースに対する鍼灸治療症例

【患者プロフィール】

51才、男性 職業:会社員 八王子市子安町在住

【主訴】

3~4年ほど前より頻尿、特に夜間頻尿がひどくて夜は3回はトイレに行きたくなり目が覚めてしまう。しかもトイレに行ってもすぐに排尿が始らず、排尿中もスッキリ出ない。尿の切れも悪く、排尿後の残尿感がある。腰にも問題があり、起床時に腰にハリを感じ、腰を伸ばすことができない。また陰部に腫れぼったい違和感を感じる。と言うように前立腺肥大症の症状の特徴が数多く見受けられた。今までは病院で処方を受けた薬や漢方薬も服用し治療をおこなっていたが、ほとんど改善傾向が見られなかったため、鍼灸治療をおこなってみようと考えるようになり、当院に来院された。

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【治療・経過】

治療は腎経と膀胱経と言う経絡の気の流れを調整することがメインとなった。

治療開始間もない頃はなかなかいい結果を得られなかったが、4回目の治療で陰部の違和感がやわらぎ、夜トイレに行く回数も以前より減少し、改善傾向が見られるようになった。

6回目の治療で「体がスッキリしてきました。それから汗を前よりかくようになりました」との報告を受けた。9回目の治療で「小水の出が良くなり、尿の切れもよくなってきました」とのこと。

ここまで約2か月を要したが、一定の改善結果を得られた。しかし前立腺肥大症の発症時期からの経過年数やこの時点でのコンディションを考えると、完治までにはあと2~3ヶ月はかかると思われる。



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プロスタトディニアへの鍼灸治療の症例について。


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前立腺炎に対する鍼灸治療症例。


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